第5章

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弛緩して力が入らない私を見て 「ほら、休ませないよ、後ろ向いてみな。」 抑揚のない声で言い私の二の腕を掴む。 よろよろと言われるまま後ろを向き四つん這いで彼のものを迎え入れた。 パンパンと皮膚のぶつかる音が部屋に響く。 彼が後ろから私の髪を掴みクイっと引っ張る。 自然と顎が上がり気道が狭まり息が苦しくなる。 涙で視界がぼやけ白くなってきた。 「もうどこにも逃がさないよ。」 「ん…あん…ん…ん」 「めいは誰の物なの?」 「ん…ん…さ…んのも…の」 「聞こえない。ちゃんと言ってごらん。めいは誰の物なの?」 「ん…にし…西村さんのもの」 「よく言えたねぇ。ご褒美に奥まで突いてあげるね。」 「ん…ん」 なんて幸せなんだろう…。 元彼と別れてからも身体だけ繋がって心は1度壊れた。もう、好きな人なんて出来ないかもって思ってた。 私……こうやって好きな人から求められたかったんだなぁ……。 喘ぎながら快感と多幸感で意識が飛びそうになる。 ( ΦωΦ )「……しもーし。もしもーし。お取り込み中失礼しますねぇ。今、頭の中に直接話しかけております。」
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