●大学生

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聞き覚えのある声に視線をやると、 そこには髭を生やし 長髪パーマにキャップを被った 秋ちゃんがいた。 あまりにも変わった姿に… 振られて久しぶりに会う秋ちゃんに… ただただ気まずくて… どう振舞っていいかわからなかった。 『秋…ちゃ…』 「やっぱ小夏じゃん!!久しぶりだな!元気してんの?」 『うん…久しぶり…』 「制服似合ってんじゃん!」 『あ‥ありがとう……』 私の知ってる秋ちゃんじゃなかった。 『あ、もう、戻らないと…』 仕事中だし早く戻ろうとした時… 秋ちゃんの横に桜ちゃんがいるのに気付いた。
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