プロローグ

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~高瀬遥翔(たかせ はると)~ 『これでも必死にやってます!!』 『無理です、鬼畜SE』 『そんな仕様、できませんよ』 高速で完璧なプログラムが描けるPG アイツのおかげで、プロジェクトを他のペアより3倍は熟せられてるから助かってる 俺が描いた仕様をだいたい俺が思ったように仕上げるのもアイツだけ 複雑な仕様も、文句を言いながら完璧に仕上げいく 高速のタイピングに、的確に判断しがプログラムが動くようにするのを見て、影でアイツの事を、プログラミングの才女と崇めてる プログラミングしてる姿が霊にでも取り憑かれるんじゃ無いかと思うぐらい過集中で、たまに怖い 客先に出ないから、無造作に後ろに1つお団子に束ねた髪と、Tシャツとショートパンツかジーパンの地味系女子 ダサいブルーライトカット対策にかけてる眼鏡が男を寄り付かせない 髪を解いて、眼鏡を外せば、そこら辺の女より美人だ ふっくらした小さな唇に、大きなぱっちりとした二重の瞳。 俺が月~土までこき使うからか完全に女を捨てて社畜化してる だから、男なんていない 実は、俺が、アイツの事が気になってたりする
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