彼は国道100号線を走ってみたら…

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 しばらく行くと、パーキングエリアがあった。 「そういえば空腹だ……」  入ることにした。  開通して間なしなのか、駐車場に他車は皆無で、利用者はミツオだけだった。 「ひょっとして、営業前かな……?」  真っ白で平屋建ての店舗の中も、シーンとしていた。  入店したが、細長く真っ白な店内に客の姿は皆無だった。 「店員はいるのかな……?」  テーブル席で待っていると、白い物体が近付いてきた。 「なんと、AIの店員だ……。えっと、オムライスとコーヒー」  すると白い物体は、クルッと一回転した。
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