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『ユリコって子だよ。経済学部じゃないの?』
リンカはすぐに返信した。
ユリコは別の学部と聞いていた。
大学には二つしか学部がないので経済学部しかない。
『こんな子、見た事ないよ?』
アヤは経済学部で、それ程規模の大きい大学ではないので知らないはずはない。
「・・・どういう事?」
リンカはユリコの方を見た。
ユリコは社の前で静かに平伏している。
突然、手にしたスマホが再び振動を始めた。
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