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 すっごい、やらしい。なんだよこれ。  人のオナニー見るのってこんなに興奮すんのかよ。  ……AVはそうでもないけどな。ナマで見るからか?  違うな──春真が特別やらしいんだよな。  さっきまで嫌々言ってたくせに、こんなに乱れるなんて思わないじゃん。  こんなやらしいならアナニーしてても不思議じゃないよね。 「それだけ?他には触んないの?──お尻とか」  その首の振り方は……過剰に反応しすぎでしょ。絶対弄ってる。  見たいけどさ、オレが限界。やらしすぎんだよお前。  そんなに頬を上気させて誘うような目でオレのこと見て、ヤられたいの?  犯さないであげるからさ、ちょっと顔、貸してよね。  そんな風にオレを煽るから、こすり付けたくなっちゃったんだよ。  あー、嫌そう。頬にちんこ押し付けられたら嫌だよね。  だけどお前、マス掻く手は止まってないね。 「春真、気持ちいいの?」 「顔に押し付けられて、いいわけ……ないだろ……っ」  可愛くないお口にブチ込んでやろうかな。  でもさあ可愛くないのは言葉だけなんだよね。  こんなことされてるのに、態度はむしろ従順?  ホントに嫌なら抵抗しろよ。何されても知らねーぞ。  もう頬にくっつけた鈴口が開きそう。ヒクヒクしてる。  すっげえ気持ちいいからこのまま出して良いよな。  オレの精液で汚させてよ、春真の顔。 「……く……っ、も……出る」 「ウソ……っ、ん、秋彦っ……は──あ、っ」  すごい……良かった。  オナニーで酸欠になるってどういうことだよ。  え、春真もイッてるよね?顔射されて? 「おまええっろ……」 「秋彦は……変態じゃん……」  まあねえ。  春真に欲情すること確定しちゃったしなあ。  冷静になって、オレもどうしようって思ってるとこなんだよね──。
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