夢か現実か

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「私はみなさんの命を預かる者です。まずはそれぞれペアをお作り下さい。」 一体なんだって言うんだ… 優「秀…私と組むよね?」 秀「あ、あぁ。」 秀「すまないが俺達は知り合いなんだ。だからここ2人で組みたいんだがいいか?」 男「あぁ…俺達も知り合いだ。ペアはそれで良い。しかし、なんなんだこれは…」 秀「俺にもわからない…乗っていたバスが崖から転落して…気付いたらここにいたんだ。」 女「じゃぁ…私達と一緒ね…私達も山の上のペンションに向かっていたの。同じバスだったのね…」 秀「とすると…英達ももしかしたら別の場所にいるかも知れないな。」 優「みんな無事だと良いんだけど…」 「それではゲームを開始致します。2組の対戦はトランプを使い戦って頂きます。まず1戦目は大貧民を代表者1名ずつで行なって頂きます。」 男「こんなとこでトランプ?一体何を考えているんだ…」 「2戦目はポーカー。この時点でどちらかが2勝した場合終了となり、1勝ずつの場合には、4人全員での大貧民となります。」 秀「勝ち負けによって何が起こる?ゲームの放棄や勝敗の決め方はどうなってる!?」 「勝利チームはこの部屋から退出できますが、敗北したチームには………死んで頂きます。」 全員「!!!」 「それぞれのゲームでは特殊なルールが存在します。ルールは勝負の前にご説明致します。また、最終戦を除き、同じ方が2度勝負する事は出来ません。ゲームを放棄、または勝負続行不可能と判断された場合には、敗者と致します。」
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