初戦 トランプ対決

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そして、ダイヤの3からAまでの12枚を出した。階段での重複禁止、そもそも8切りで相手はなすすべもない。 「革命が起こりました」 最後にスペードの3を出し、相手に何もさせず優の勝ちだ。 男「くそ…もっと早く気付いていれば…」 「それでは第2戦の開始です。今使用されましたカードを除き勝負となります。」 優「え…?」 ちょっとまて…2戦目!?聞いてないぞそんな事…今俺達は手札を全てさらけ出した。 使用されたカード…つまり優が使ったカードは使えない。かたや相手は1枚も出していない…。最後の1枚にスペードの3を使ったのが痛かったかも知れない…。 まてまて…それだけじゃない。相手は俺達の残りのカードが全てわかるんだ! 一勝一敗になればもう一戦…最悪ジョーカー残しもありえる。 俺達の手札は、ダイヤを除く絵札とAの12枚 それと、スペードとハートの8の計14枚。 相手はジョーカーを使わずとも、3枚出しに2をぶつけ、あとは階段で勝てるじゃないか…。 男(そうだ…しかし…ジョーカーを残した所で3戦目使えるとは限らねー…。) 男「ルールの確認だ! 1つ、相手は14枚に対して、こっちは27枚ある。14枚を選べば良いのか? 2つ、ここで俺が勝ち引き分けだった場合三戦目もあるのか?それとも引き分けで終わるのか?」 「お答えします。まずは14枚のカードを27枚からお選びください。一勝一敗の場合、このゲームは引き分けとなり、次のポーカーの勝者が勝ちとなります。」 秀「待ってくれ!もしこちらが大貧民で勝ちポーカーで負けた場合、三戦目の4人での大貧民、カードの分布や勝敗はどう分けるんだ?」 「4人全てに配り直しされます。配られる内容はお教えできませんが、大貧民になった者のチームが敗北です。仮にペアが大富豪の場合でも敗北となります。」 秀「ということは、今みたいに分けられてチームでカード分けるとかなりそうだな…。」 優「秀…大丈夫、私は勝つから。」
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