~スタート 夏休み~

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「大丈夫か?亜希。」 「ィテテテテ……ハハハ。御見苦しいところを。」 「あっ!この子が亜希ちゃんね。港くんが言ってた通りの子ね。」 「えっ?あいつなんて言ってたんだ?」 少女が僕の方に近づき耳元で囁く。 「ドジッ娘天然少女。」 「………。」 完璧に当たってるだけあって返す言葉が見つからない。 ………それにしても目のやり場に困る。 亜希は白のヒラヒラのスカートにかわいい犬のプリントの入ったTシャツにカーディガンを着ているのだが……そのワンコがやたらと強調されている。 多分港だったら、「水着に期待大!!」とか言い出しそうだ。 すると少女がまたも僕の方に近づき、 「巨乳天然ドジッ娘少女に変更だね。」 と、言ってきた。
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