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と、いうわけで特に楽しみだ、とも思っていないはずなのになぜか僕は予定より30分も早く待ち合わせ場所の公園に来てしまったのだった。
「あぁ~暑ちぃ~。俺はガキかっての!ったく……。」
僕がブツブツと悪態をついていると、
「あっ!志樹く~ん!」
「ん?」
振り返るとそこには天使が僕の方を見ながら手を振っている。
のかと思ったら天使の様に真っ白なワンピースを着た少女がいた。
「えっ!どうして俺の名前を?」
「港くんから聞いたの。多分待ち合わせの30分前には来てて、暑さにヘバってる奴がいるからそいつだ。って。」
「あ、あいつ………。」
あまりにも完璧に当たってるだけあってかなりムカつく。
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