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季節は巡り、春。
俺、常磐依は獅王学園高等部の2年生になったのだが。
「やっばいわー。迷った。」
先程から校舎内をぐるぐるしておりますwww
俺が方向音痴ってわけじゃない(・・・はず)。
悪いのはこの学園が無駄に広いせいだ。
だって校舎が4つ+学生寮3つ+アミューズメントパークやら何やらがあるんだよ?
お金の無駄遣い過ぎて草不可避だよ?
むしろ笑いすぎて一周回って真顔だわ。
そんなことを考えながら歩いていると、
ーキーンコーンカーンコーン
という音が遠くから聞こえた。
「あ。始業式始まった。」
まずいな。とは思っているものの、残念ながら迷子のため体育館にすら行けない。
・・・え、マジでつんだくねwww
幸さんと朝一緒に行けたらよかったんだけど、部活の朝練があったせいで無理だったんだよなぁ。
ちくしょうめ。
これだからバスケ部エースの隠れ腐男子は。
「幸、見つけに来てくんないかなー?」
俺の言葉を神様が拾ってくれたのか、足音が微かに聞こえてきた。
よっしゃこれで迷子から解放される!!
・・・と思っていた時期が俺にもありました。
「・・・ねぇ、バカ依。何でスマホ見ないわけ?」
説教不可避な女王様雅が来ると、誰が思ったでしょう。
ちょっと神様、何で幸じゃなくて雅降臨させたわけ!?
明らかにダメなやつじゃん!!
俺の生命の危機だよ分かる!?
「依。僕の話ちゃんと聞いてる?」
「はいっ!!スマホは寮に忘れましたっ!!」
「・・・はぁ。本当、依は学習しないね。お仕置きされたい?」
「嫌です!!可愛いおにゃのこならされt「あ゛?」・・・イエ、ナンデモゴザイマセン。」
怖いよこの子。
去年の可愛すぎる・・・いや、去年も去年でヤバかったか。
あの時の雅についてはまたのちh。
「よ・り?反省してないみたいだけど、やっぱりお仕置きされたいの?」
「むちゃくちゃ反省しております!!」
「そう?」
「うんっ!!・・・というか、雅。始業式いいの?」
「めんどくさいから終わるまでここにいる。また迷子になられたら迷惑だし。」
「ありがとう!!」
「ふんっ。べ、別に依のためじゃないし!!また探しに来るのがめんどくさいだけだから!!」
まったくー。
素直じゃないんだから。
生温かい目で見てたら殴られました。

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