鉱石竜
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鉱石竜の言葉を受けて聖王が部下に命令を発する。側に控えていた彼らは大理石の檻を閉ざしていた巨大な鍵を開け、中へと入っていく。鉱石竜は暴れることなく静かに立ちあがり、彼らによって鎖が解かれるのを静かに待っていた。鎖が外れ部下たちが外へと引き下がると、鉱石竜は長い首を下げながら檻から出てくる。 唖然とするリアンノンに背を向け、彼は喜々とした声で言った。 「さぁ乗って。一緒に、僕たちの故郷へいこう」
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