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引き抜いた指はかなりいやらしくて、この指が万琴さんを悦ばせていたのかと思うと、興奮しすぎて色々ヤバいんだけど。
そんなことで感動するより、物理的な満足感が欲しくて、万琴さんの中に自身を少し強引かと思ったけど、深く深く差し込む。
「…っ!!」
息を詰めるような声にならない悲鳴が上がり、身体がビクン!と大きく跳ねたので、慌てて片手で身体を俺に密着させるようにして落ち着かせる。
「痛いですか?」
「痛くはないけど…おっきくて…苦し…」
「一回抜きましょうか?」
万琴さんをゆっくりと布団に戻すと、俺の首に腕を回したまま、ふるふると首を横に振った。
「抜いちゃ…ダメ…!抜かないでぇ…!」
「そこまで言われたら抜けませんね」
表情も中もとろけて全てが俺を誘惑する。
この誘惑を平然と跳ね除けられる男はいないだろう。
どんな美女でもどれだけグラマラスでも、今の万琴さんには敵わない。
同じ男だとか関係ないくらい魅力的で、本当にこの人を好きになってよかった。
間違った恋愛と言われても、俺には万琴さんしか心から愛する人はいない。
「好きです…万琴さん…」
「また泣いてる…。僕も…好きだよ」
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