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季節は春。
そしてこれから新学期が始まろうとしている。
初めまして、この物語の主人公の日菜野万里と申します。
まあ、そんなことはさておき…
これから始まろうとしているのは海ノ宮学園高等部の始業式である。
そう、その名も『睡魔地獄!!』
あの睡魔に勝てるものはかなりの強者と思っている。
ただ座って聞いている立場だったら、の話だけどね…
「『姫』様ーーー!!!」
「「「可愛いー!!!!」」」
「いつ見てもお美しい…!!!!」
こんななりですけども…風紀委員長を務めております。
ちなみに、今は風紀委員長からの有難い言葉の最中でごさいますよ。
「新しい生活を送る上で、上級生は下級生の手本となるような行動を取るようにしてくださいね」
「「「はーーーーい!!」」」
なんていい子達なんだろう…
(だがしかし、全員男である)
風紀委員長の話が終わり、役員席という名の贅沢ソファーに座る。
このソファーの座り心地ほんと最高すぎる…
「おい、寝るなよ」
「えぇー…」
はい、こちら鬼n(((ゲフンゲフン 風紀副委員長の芳賀憐斗です。
我が学園の風紀副委員長を務めています。
髪の毛は女子顔負けのさらっさらよ。
どうなったらこんな髪質になるわけ?
俺地毛で天パ入ってるから、髪の毛くるくるよ~?
「人の髪触んな」
「ケチケチ~」
「うぜぇ」
…いい子なのよ?
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