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御陵の深刻でもない憂鬱 ――酷暑の営巣期――
今日は8月10日。御陵の勤め先も、1週間ばかりの盆休みに入りました。大変な酷暑もさることながら、地震も頻発です。九州と関東の被災された方々に、まずお見舞い申し上げます。一刻も早く、地震の脅威が沈静化すると良いのですが。
そういえば、以前何かの本で、地震と高温には関連性があるという記述を読みました。この酷暑も早く収まって欲しいものです。
連日、体温超えの酷暑続きで、庭の雑草はしなしなのよれよれです。元気なのは川沿いを飛び交うトンボの群れと、庭の鉢に飛んでくるアシナガバチくらいのもの。
実は、木酢酸のボトルを吊るし、スズメバチの巣は警戒していた御陵でしたが、気が付かないうちに、アシナガバチに巣を作られてしまいまして。
位置的には、木酢酸のボトルから3メートル離れた辺りで、御陵の家の軒下の角。もう結構な大きさで、大人のアシナガバチが飛び交っております。
とは言うものの、地上から3メートル近い高さにあって、真下に立っても襲ってくる気配はないので、何とか放置可かな……。
実のところ、アシナガバチは共存可能と思っているので、家族が刺されない限りは様子見でいいかな、と思っております。御陵的には、家に侵入してくるムカデの方がよほど脅威。
というワケで、スズメバチやムカデと比べたら、アシナガバチの憂鬱度は割と低め。
この酷暑でふらふらしながら、御陵の家の庭先を常時1匹2匹は飛んでいるアシナガバチですが、彼(彼女?)らの目的は庭の鉢。『自白』の中で度々写真を載せている睡蓮の鉢です。蜂の巣の温度を下げるため、鉢から水を吸っては巣へ持ち帰るのですが、連日の酷暑で雨が降らないため、鉢の水が干上がってしまいました。
どうしようか考えましたが、干上がったままでは睡蓮も危ういし、アシナガバチも気の毒なので、まずはバケツで数杯分の水を足し、干上がってしまわないように様子を見ることに。
で、鉢に水を張ったら、最初に来たのは予想外のアマガエルでした。水音に引き寄せらたものと思われます。
庭にはカエルがいるのを忘れていた御陵。やはり水を張ったのは正解だったようです。
寄ってきたカエルがこちら。本当はもう1匹いましたが。
睡蓮の葉が織部焼というか黄瀬戸色のせいか、ちょっと変わった色になっているアマガエルですが、次に見るときはいつもの緑色かも知れません。
【追啓】
>新城 珠姫さま
いつも大変お世話になっております。
『自白』に掲載の写真は、御陵が撮ったものであれば転載そのほか二次利用無制限です。お気に召したものがあれば、ご自由にお使い下さい。
よろしくお願いいたします。
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