第三章 激突 絆対個

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太陽の矢を包み込む 常闇 三朗太の舌 誠所長の決定打とも言うべき 矢をこのまま 闇の舌で消されてしまっては もはや 勝ち目がないと思われた瞬間 常闇 三朗太の両手を左右に開き 自身の体で逆に 彼の左右の手を封じている 左近 右近の両名 ここで 再び 真空の鎌と雷撃を 三朗太の舌へ 放ちました バリバリバリ~‼ グイーーーーーーン~‼ 一瞬 何が起きたか わからぬようで 三朗太 舌を切断されて 太陽の矢が顔面を直撃~‼ かと思うも ああ 両手の爪から延びる触手槍を一気に切り離すや 右手で 太陽の矢を受けとめました 「ほほほ まさか ここまで楽しませてもらえるとはねえ けぇ~‼」と言うや 太陽の矢が刺さった右手を 引きちぎり 誠所長の前へ 放り投げてきました 「貴様ぁ 自分の手まで。。。。。。」 誠所長が 再び 新たな二本めの太陽の矢を放とうと 構えるも 常闇 三朗太の辺りの空間が一瞬にして 裂けて 真っ黒な闇の気体いや固体か? それが 常闇 三朗太をつつみ 空間の奥へと吸い込んでいきます 「ははは 今回はこの辺で帰るとするか 次はもっと楽しませてくれよなあ 人間よぉ ははははーーーーー」 消えてしまいました 誠所長 形代 左近 右近 両名の半分に真っ二つに折れた人形の体を拾い上げて また 近くに落ちていた 霊獣鎌鼬の体の一部も拾い その三つを 取り出した 勾玉へと 吸収しました
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