第三章 激突 絆対個

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闇半裂 全身火ダルマになり、 眉間を射ぬかれた太陽の矢で 痙攣はじめています が なんと右前足首を自身の口にて噛みつき 千切ってそれを吐き出そうとしています それを見た焔 信司 「なるほどな、その足首をもってそこから再生するつもりか。無駄だ!火炎車ぁ」と車輪のような火の車を作り出した彼は それを火ダルマのサンショウウオの背中を走らせて 吐き出した足首へとぶつけました。 ゴーゴーと燃える炎に足首もまた火ダルマとなり ついには 闇半裂 全身真っ赤に焼かれた炎で燃える松明のように ワラワラと消滅はじめています。 結界の外 闇太郎は 凍りついた身体半分動くこと出来ずに 鋼丸氏の落日太陽と言う 小型の太陽のような球体を頭から降下され ついには 木端微塵に吹き飛びました どうやら 玉川沿いの決戦は 現象課+焔之男子組の勝利が決まったようです が 闇半裂 真っ黒な炭のようになりながらも まだ霊気を残しているようで 結界が解かれた瞬間 これも木っ端微塵に吹き飛んだ 闇太郎のわずかに残った霊気のところへ動くや それを吸収します そいつを目撃した 皆本女史 勾玉を取り出しては 「封印玉ぅ~‼ 」と投げては その常闇一族二名の残りの霊気を封印しました 「これは現象課に持ち帰るか もしくは閠にでも預けるか 」と言っては バッグにしまいました 「焔 信司くんに焔之男子くん 君らの火力凄いものだな 」と京都府警の両名が感心すれば  「いやいや お二方の霊闘も凄かったですよ」とお互い誉めあってるところへ警視庁現象課より 連絡 「霊力をすぐに復活させて 王寺へ向かってください」と勾田女史より入り 「勾田さん 王寺って 戦況は?」 「京都府警の形代 左近 右近 そして鎌鼬もやられた なんとか 今回は常闇三朗太を 撤収させることが出来たが やつはとんでもないやつです」との情報に 京都府警から来ている 鋼丸氏 富士宮氏共に 驚きの表情 「まさか 形代の二人がやられるとは こいつは相当ヤバイ相手ですねえ」 と。。。。。
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