3人が本棚に入れています
本棚に追加
いちたまっ!
「…………え?あれ……?」
開いた扉の先に見たものは…何かゴツゴツしい部屋、控え室みたいだけど……
何か武器みたいな物がいっぱいあるっ!?
剣とか斧とかハンマーとか……どんな部活っ!?
「あ………えっ?」
「あの……あなたは?」
「ここ……ウチらの控え室なんだけど……まさか相手国のスパイ!?」
「動くなっ!」
チャキッ!
部屋にいた四人の女の子達のうち一人が私に剣を向けた!
あわわ……何ここっ!?海外!?
それとも何かの撮影っ!?
「わわっ?私にも何が何だかっ…?あなた達は…球愛の生徒?」
何か可愛いけど映画の衣装みたいな格好、魔法使いっぽかったり鎧着てたり……やっぱり撮影があるのかな?
「…キューアイ?いえ…わたし達は『ボールアイ王国』の出場選手ですが……」
「貴様こそ何者だっ!?『アースリンドウ連邦国』の選手か!?」
……王国?連邦国?何を言っているんだろう…
「わ、私はニホン人デース!ニホンのスポーツセンシュデース」
「……ニホン?どこの国だ?」
「…わからないわ…それより会話が成り立っていないような気がするわね…どうやってここに入ってきたのかしら…?兵がいるはずなのに…」
最初のコメントを投稿しよう!