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「わ、私…何か声が聞こえて…『氷球』がどうとかって…それで困ってるみたいだったから力になろうと思って扉を開けたらこの部屋に…」
「も…もしかしたらっ!『氷球』の神に祈りが通じたのではないでしょうか?!そして神の使徒を遣わせてくださったのでは!」
「……馬鹿馬鹿しい…そんな事あるわけないだろう」
「でもこんな服の人ウチらの国で見た事ないよ?それに…」
「……そうね、この際誰でも構わないかも…これで規定人数は揃ったわ…」
「……えっ?えっ?」
「ねぇ?あなた名前は?」
「えっと……愛野たまです!おたまって呼んでくださいっ!」
「おたま?変な名前ね…まぁいいわ。それよりも…おたま、入ってきた時に『球を愛する』って言ってたけど…どういう意味?」
「えっと……私、球が大好きで…色々な球技をやってきたんです。それで…」
「…よくわからないけど…あなたはスポーツ選手なのね?」
「は…はい…」
ひそひそ…ひそひそ…
四人は密談を始める…どうしよう…。
何かよくわからないけど…出てった方がいいかな…?
でもそしたら『氷球』が何なのかわからなくなっちゃう…それは嫌だ!
「あの~……『氷球』って一体何」
「『球技の女神』様っ!お願いします!わたし達のチームに入ってわたし達の国をお救い下さいっ!」
「うひゃあっ??」
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