いろいろと可笑しいよね

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いろいろと可笑しいよね

「ねえ、なんでうち知ってるの?」 朝、登校しようとして玄関のドアを開けたら、王子がいた。 「んふふふふふふ、先輩のことで知らないことはないです」 「ふざけんな」 チョップしたら、嬉しそう。 ああ、ほんとになんなんだこいつ。 「先輩と登校するの好きなんです!だから、先輩と一緒にいる時間をもっと長くとりたいんです」 「理由はかわいいのにねえ、なんでこんなに……」 「可愛いですか?!格好いいじゃなくて?!」 「お前、それで格好いいと思っているんだったら脳みそ一回入れ替えてきた方がいいと思うよ」 「入れ替えるなら先輩の脳みそが、ってだめだ先輩死んじゃうのやだ!じゃあ、先輩の脳みそのコピーください」 「……、なんなの」
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