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「成海ー?」
丁度いいところに、クラスメイト兼腐れ縁代表の浦原が来た。
ホントお前は良いやつだ。
「浦原ー!!ヘルプ!」
「うおっ!お前どうした!?とうとう誘拐……」
「ちげーわ!!こいつが離れないの!!」
「先輩は僕のです!!」
助けてくれ。
「こいつ、俺のだから」
浦原が私の頭をつかむ。
イケメンみたいなセリフだけど!
髪の毛ミシミシいって痛い!
「違います。僕の王子様です」
「いや。俺の下僕だ」
ん?こいつ今、下僕って言った?
「誰が下僕だ鬼畜」
浦原に腹パンをして何とか二人から逃れる。
カオスだああああ
「何なのお前ら!?私を馬鹿にしてるのか!?」
「してません」
「さあな。行くか?」
「誰が鬼畜となんか行くか。死ね」
「うっ、僕より先に死ねって言われてる…」
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