奇跡?

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奇跡?

*これは続編です 先に前作を見てからお進み下さい 来年度準備のため 春休み中に1度だけ学校に行った その時に個人個人でクラスが言われるのだが 当然 みんなそれぞれのクラスを聞く そんな中 七海はある人にクラスを聞いた 「松本君何組でしたか?」 そう、この七海と松本は全然話したことがない 友達繋がりで何故か彼のメールを貰い ぎこちなく始まった会話 正直 彼と同じクラスになるのを 去年から願っていた 結局たいして話さないとは思うけど…… 自分は3組だったので 彼に先にメールで聞いてみると 「4組でした」 そう言われた …まあ、仕方ないよね 先生次第だし…… 少し悲しかったが「私3組でした」そう送ると 「じゃあ同じですね」と言われた ……………………………………… え? 自分は混乱した え?同じ??なんで??4組って?? 疑問が頭に沢山浮かび 思いっきり質問した 彼は少しめんどくさそうに質問に答えた メールを送る度 同じクラスということが嫌だという雰囲気を出してしまったが 正直本当に飛び上がるほど嬉しかった 夢かと思うほど嬉しかった 春休み明け 4月 もう着慣れた制服 珍しく整えた髪 自分の名前は七海 今日から中学二年 不安な気持ちは沢山あるが 彼と同じクラスと言うだけで心が弾む いつもより早く学校に向かい 胸を張って教室に入った けどそこに待っていたのは 地獄のような日々だった。
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