本当は

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「それは凄い体験だ。そしてあなたはやっぱり凄いよ。僕は自殺未遂ばかり。きっと死にたい、死にたいって言いながらいつまでも生きてるんだろうな。そう言えばこっちは丁度夜明けなんだ。こんな時間にあなたへの手紙を書くのは初めてだ。ちょっと今日は用事があってね。何かは秘密だけど、きっと数日後に君の元へ知らせが言っていると思う。楽しみにしてて。そして本当にすまない。僕はずっとあなたを縛り付けてた。もう大丈夫だから」 改めて。拝啓。親愛なる友へ。ありがとう。最後まで嘘だらけの手紙さ。けど真っ赤な手紙というよりかは真っ白だった気がします。やっと君と会えることを嬉しく思います。君の顔を知らないからちゃんと出会えるといいけど。
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