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「動くなよ…」
お腹まわりを洗い、下腹部へ手が下ろされると、
「…ひぁ…あっ…や…」
股の間に下から手が差し入れられて、双つの玉が手で転がされ竿の方をソープでぬるぬるとこすり上げられ思わず腰が引けると、
「……イヤがるなっつってんだろ」
と、後ろからぐっとお尻を押さえ付けられた。
いつまでもそこばかりをくちゅくちゅと石鹸の付いた手でさすられて、「あっ…も、やめ…」つと先走りがこぼれると、
「……なんだよ、感じてんのか?」
じっと見つめられて、よけいに我慢ができずに粘るような汁が先から滴り落ちた。
「…もう、ここはいいや…」
と、そこからスッと手を離して、股下から膝、太腿から足の指の間までを丹念に擦り洗った。
全身が洗い終わると、急にまた裸で向き合っているのが恥ずかしくもなって、目の前の彼から視線をそらすけれど、
彼の方はそんなこともおかまいなしな風で今度はシャンプーを出して、髪に手を伸ばすと、
両方の手の平で強く地肌をこするようにしながら、
「……気持ちいいか?」
と、尋ねてきた。
「……うん」
洗い方は確かに気持ちよかったけれど、でもやっぱり羞恥の方が大きくて、それだけ答えるのがやっとだった。
頭からシャワーが勢いよくかけられて、
「ほら、終わったから、風呂入ってろ」
と、腕をつかまれて、身体を引っ張り上げられた。
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