第7話 謝罪の場

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第7話 謝罪の場

ヘブン・オア・ラスベガスに戻ったソウとラドを見てノリとレットは驚く。 2人は、顔中が腫れあがっていて、体中に()り傷や切り傷できていた。 レットは、店の奥へ包帯と消毒液を取りへ行った。 ノリは心配そうな顔をしながら、ラドの体にそっと触れ、次にソウの体を触ろうとした。 「触んなよ!! 男に触れられても気持ち悪いだけだ!!!」 嫌がるソウ。 だがノリはため息をつきながらも、にこやかにそっとソウの体に触れる。 ノリの白く冷たい手に触れられ、ソウは思う。 ……なんだ? 体がすごく楽になってる気が……? ノリは、ソウから手を離して訊く。 「それで2人ともどうしてそんな目に?」 黙り込むソウとラド。 しばらくしてレットが包帯と消毒液を持って戻ってきた。 そのタイミングでラドは、ダビシェの部下に襲われたことをノリに話す。 「実はこないだ()めた連中の仲間に……」 ラドは(つぶや)くように言った。 それを聞いたノリは、金を返して謝罪をすることを決める。 火をつけ燃やしてしまったナイトクラブ(高級売春宿)の件は、その時にどうすればいいか聞けばいい。 ノリがそういうと、怒りに満ちた顔をしたソウが怒鳴り出す。     
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