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劣化
感情の劣化
どうしても頭から離れていかないこの言葉。凄くしっくりくるお年頃。
「今日は誕生日だからなんでも好きなもの食べていいよ!何食べたい?」
彼の楽しそうな言葉に、
、、、浮かばない。
けどとりあえず回らない高級なお寿司!と答えてみる。
「やっべ!マジうまい!やっぱ違うな!」
年下の彼は嬉しそうに私に戯れる。
、、、そう、だね。
もちろん決して不味い訳じゃない。
それなりの値段もするしそれなりの有名店だし。
不味かったら詐欺だ。
私の舌が鈍ったのか、劣化したのか、、、。
若い頃は、1つの仕事が終わり今までのきつかった残業、起床時から始まるストレス、不安定な心持ち、全てから一時解放された打ち上げと称したただの飲み会で、コレをつまみにビール2杯はイケた。最高に気持ちよくなってはしゃいでた。
今となっては気持ちよくなるどころか飲み会不参加な場合も多々あり、
直帰。
最近楽しかった事は?
ない。
嬉しかった事は?
ない。
じゃあ悲しかった事は?
特別あったわけではない。
喜怒哀楽が少ないと顔にシワができないらしい。
昔、ばぁちゃんが言ってた。
寝るときは真上を見たままの仰向け寝がいいんだって。
最近笑わないからシワが増えなくなったのか、、、
それともばぁちゃんの教えを忠実に守ってきたからかしら、、
やった〜
!?
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