ぼくたち

4/4
前へ
/30ページ
次へ
病室で見たままの姿で、夜の公園を歩く僕に笑いかけた。 大好きな君のことを、僕は見間違えることはないはずだ。 本当に…? 本当に彼女なのか? 僕は寂しさに負けて、幻覚を見ているのではないか? 「どうして…」 「あなたは選ばれました。」 「は?」 「人類保存計画には、あなたが必要です。直ちに私たちと共に来てください。」
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加