4.怖い本

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4.怖い本

ある古書堂で、世にも恐ろしい本を発見して読んだ男がいた。 彼は恐ろしさのあまり、その本をすぐに閉じて本棚の奥へと押し戻してしまった。 しかし彼は読み終えた後、あれほど恐怖したというのに自分がその本の内容を全く思い出せなくなっていることに気付いた。 今その本がどこにあるのか、どんな内容なのかは誰にも分からない、そう、その真相はあなたのすぐ近くに眠っている可能性だってあるのだ。
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