第四部 ハリム邸にて

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「そうか、わかった。話が早い。数時間後、お茶でも飲んでからだな。で、ハリムの耳の件だが、俺もみてみよう。キリィを信じてないわけではないが。」 「頼むよ。どうやら鼓膜か、内耳まではいってないと思っている。見てみてくれ。あらかた機材は揃えた。」 「なにせ十年だ、保証外もいいところだ。しょうがないだろう。」とゴボルスキーはキリィが持ってきた紅茶をすすりながら言った。
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