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うすく片目だけ開けて
ねむそうに半分夢の中
まだ春しか知らないキミ
夏が暑いこと
川の水の冷たさ
終ってゆく夏の少しのせつなさ
赤く染まってゆく
はじめて見た景色が
変わってゆくことにおどろきながら
何度でも何度でも
時々手をつないだりしながら
僕たちは歩いてゆく
音のしない音
白に包まれた景色
その中にある小さなあたたかさ
いつの日か僕が
キミから見えなくなっても
この星がある限り続く季節
どこまでもいつまでも
やさしい世界でありますように
キミが歩いてゆく道が
ねむそうに半分夢の中
まだ春しか知らないキミ
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