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「はい、じゃあ始めさせてください。興奮していますか?」
彼女は顔を少し赤らめたわりには結構直接的に聞いてきた。
白くて細長い指が、スーツのズボンの股間のところを確かめるように、ゆっくりと触ってきた。
既にすごく固くなってしまっているのに驚いたのか?
指が一瞬止まった。
はじめて彼女の指が身体に触れた。そしてそれが下半身だった。
この状況で興奮しない訳がなかったが、まるで童貞だった学生の時のように、興奮しているのが恥ずかしくもあった。
本当に不自然なセックスを私達二人はしようとしていた。
とりあえず妊娠させるという依頼に答えるという役割上、私から積極的に動く訳にはいかなかった。
「固いですね」と彼女は指で形を確かめるように、器用にさすりながらかすかに微笑んだ。 彼女は少しづつ恥じらいを捨てはじめ大胆になっていく。
その一方私は、おそるおそる彼女の二の腕に手を置いて彼女の体温を確かめた。
「少し触っていいですか」
風俗のお姉さんに許可を得るように彼女に聞くと、無情にも彼女は首を横に振った。
もちろんOKだと言われると思っていたので、私はためらいが隠せなかった。
手を腕に触れたまま、言われたとおり動かずにいると、下半身へのマッサージは激しくなっていった。
「外にだしますね」と彼女は言うと、ゆっくりとスーツのズボンのジッパーを下ろして、ベルトをゆっくりと外していった。
彼女は一つ一つの動作の合間に、反応を確かめるように、いちいち私と目を合わせていけない動作を行う。
頭の方に血がのぼっていくのが自分でも分かり、顔が興奮で真っ赤になっていくのが分かった。
新しく買ったばかりの黒いボクサーパンツがはち切れそうに膨らんでいる。
彼女はボクサーブリーフを脱がさずに、前の穴から興奮したモノだけを取り出した。
透き通るような綺麗な指で絡めとるようにしごきながら、顔を近づけて微笑みかける。
キスをしようと試みた。もはや我慢できなかった。
無言で彼女の唇めがけて顔を近づける。
彼女はまた顔を逸らした
「ごめんなさい駄目です。気持ちが移りますから」とだけ言うと、彼女はスカートの中に手を入れると、下着をゆっくりと脱いでいった。
黒い小さい下着を一回折り曲げると、椅子の上に置いた。
そして、黒いワンピース型のドレスを、へその所までたくし上げると、授業で使っているテーブルの上にお尻をのせた。
スカートの隙間からチラッと中身が見えるのがたまらなかった。挿入するには高さ的に丁度よくなった。
私はボクサーを完全に脱いでテーブルの置くに置いた。
最近なかったくらいにガチガチになっている自分のものに挨拶するように、彼女は人差し指でコンコンと先端をノックする。
「入れても大丈夫ですか?」
挿入しか許されていないので我慢の限界にきていた。
落ちてきているスカートを再度たくし上げると、隠れていた部分が目に飛び込んだ。
白すぎるくらいな肌に口紅をさしたように赤い部分がある。
そこから大量の液体が湧き出してる。
ヘアは完全に処理しているようで何も隠すものがない。
なのでとてもクリアーに見えてしまう。
湧き出た液体がテーブルの上にしたたり落ちている。
彼女の腰を抱えて入り口に自分の先端をあてがうとゆっくりと前に押し出した。
初めての侵入者を確かめるかのように、ゆっくりと彼女の部分は受け止めていく。
中はとても熱く何かがまとわり付くようにピクピクと締め上げられる。
キスすることも触ることも許されずに挿入だけのセックス。
「うぅ」
二人はお互い声にならないような呻き声をあげている。
まだ3分もたたないような気がしたその時、衝撃的な速さで脳は射精の命令をくだす。
長く感じていたい自分の気持ちと、快楽を得たい葛藤に絶えられずに、膝がガクガクと震えだした。
「あーっ」と叫ぶと、一番奥の部分に到達するように、、、
しっかりと身体が溶けて一つになるくらい押し込む。
おそろしい快楽と共に彼女の中に勢い良く射精した。
自分のモノは何回も何回も痙攣してドクドクと溜まった液体を彼女の中に送り込む。
二つの身体が密着し、彼女の荒い息遣いが耳のそばで心地よかった。
彼女は多くの精子を体内に留め置きたいと言う理由で、、、
そして私はなるべく身体の中に滞在したいという違った理由で、、、
なかなか離れることは出来なかった。
私の下半身の痙攣が終わってしばらくすると、彼女が腰を浮かして身体を離した。
離すとすぐに、白い液体がポツリと湧き出てきた。
彼女はそれをティッシュで漏れないように抑えた。
彼女はその作業に忙しそうだったので、ティッシュを抜き取り、自分のモノを拭いた。
いつもなら終わった後は元気がないものだが、今回はもう一回できそうな勢いで固くなっていくのがわかった。
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