49、ハツカネズミのビリーとナキムシは橋を渡って、再び湖畔へとやってきました。

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「ほんとにアリたちはいないんだろうな。」ビリーはいまだに恐れています。 「大丈夫だよ。」なぜかナキムシは自信満々です。 「ほんとだろうな。」まわりをキョロキョロ見渡してビリーはため息をつきます。 「意外と平気だったね。」ナキムシは笑いました。 「意外と平気じゃないかもしれないだろ。」ビリーは怒ります。 「ね、どうしようか。」ナキムシは空に向かって言いました。
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