1人が本棚に入れています
本棚に追加
『お、雛 おはよう …?なんで俺の寝室から?』
『お母さんが起きてこなかったから様子見てた グーグー寝てる(笑)』
『あははは 朝弱いもんなー そうか 起きてないのか 会いたかったわ またすぐ行っちまうからなー』
『んー起こせば?』
『いやいいわ寝かしといてやれ』
『なんか食べるでしょ?ついでに作るよ』
『おー気が利くなーいつの間にか成長したな』
『なんそれ(笑)トーストでいいでしょ 卵のっけた』
『おう よろしくな』
『あいさー』
…び…びっくりした…急に帰ってくるなんて…はぁ…
…でも…何も隠れなくても…でもそうか…娘と母親が…あんなことしてれば…カァ…!!
自分がしようとしたことを思い出す…
娘の前で胸をひけらかし…噛んでほしい…?…まるで…本当に恋人にねだるような…
あぁ…私は何を…でも…噛まれた箇所がじんじんしている…
雛ちゃんの歯、唇の感触を思い出す
気持ち…よかった…
噛まれている間…頭の中がピリピリして熱いのが体全身を…走っていく…感覚…
今思い出してもぞくぞくする
コンコン
!
「は…はぁい…」
スーっと扉が開く
『お、おはよう百合香』
「ん、お疲れ様、あなた」
『また出張行っちまうけど悪いな』
「ううん、いつもお疲れ様 今度はいつ休みとれそうなの?」
最初のコメントを投稿しよう!