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「どうして?人と同じことをしても、良い結果は、残せないわよ。頑張って、一番になりなさいね。」
「でもー」としぶるはるか。
「あーそうそう、同じクラスの、大輝くん。あの子、ああ見えて、面倒見いいわよ。そして、人の嫌がることを、率先してやるわよ。例えばトイレ掃除とかね。」
「本当?先生。でもね、この前、ナンパされかけました。」
「それが、面倒見が、いいところよ!」
大輝は、不意にくしゃみをした。「また、だれか、俺のうわさしてる?」
下校時、校門にはるかが、カバンを両手でぶらぶらしながら、立っていた。
幼なじみ三人が、通り過ぎようとした、その時はるかは、3人に、声をかけた。
「ねえ、大輝くん、借りていい?」
ビックリしたのは、大輝だ。この前、振られたのに、なんだろうかと。」
あすかとしのぶは、転校生だからかな?」と了承した。
夕日に映えるはるかのくっきりとした目を見て、恐る恐る「何?」と声をかけた。
「別に用事は、なかったの。でも、お礼が言いたくて。」
と同時に、大輝のほっぺにキスをした。「ありがとう」そういうと、足早に、去った。
次回予告。
ついに、はるか、参戦。これに対して、あすかとしのぶは、どう出るのか?友情か恋愛か、遠足というシチュエーションで、最初の幕開けが、始まろうとしていた。
君は、ネバーランドの夢を見る。
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