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――――別に、俺には関係ない。俺の提案を、お前は断ったんだから。宣言通りに、自分の力で何とかしろ。
そう思う一方で、どうにもむしゃくしゃして、何かを殴りたい衝動に駆られて、莉王は無意識に舌打ちをかまし、ガシガシと髪をかきむしった。
「‥‥っっっだ――――、くっそもう、イライラすんなァ!!!」
言うが早いか、莉王は走り出した。もちろん、図書室に向かって。
「あーぁ、やれやれ」
「わっかりやすー!ウケる――!」
後ろから聞こえてくる、志季と晴斗の声に、莉王は走りながら「うっせ――――!!」と叫んだ。
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