Newシゲ子(笑)
全3/3エピソード・連載中
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Newシゲ子(笑)

病気なってから、姉たちがよく実家に来るようになりました。 「お母さーん、今日何食べたい?買ってくるよ?」 一番上の姉、きーちゃんがシゲ子に話かけます。 「あ、あれ食べたい!し、し、し、…。」 一生懸命に話すシゲ子。 「…ん?し?何だろう…お肉?…野菜?…魚?」 シゲ子の反応を見ながら、聞いていくきーちゃん。 魚、でシゲ子の顔がパァァァッと光り輝きました。 「魚か…し、し、…ししゃも?」 姉の問いに首を横に振るシゲ子。 「…よし、えっちゃん、ついでにみーちゃん!『し』のつく魚ゲームするよっ!!」 えぇ?と間抜けな声を出しながらも、3人揃えば何とやら…。 『し』のつく魚を手当たり次第に言っていきます。 「しらす」 シゲ子首を横に振る。 「シーラカンス」 シゲ子首を横に振る。 「しめ鯖」 シゲ子首を横に振る。 「しじみ」 シゲ子首を横に振る。 ここら辺からもはや魚関係なくなってきました。 「シシトウじゃない?」 首を横に振る。 「しいたけ!!お母さん好きだよね?」 首を横に振る。 「しめじ?」 首を横に振る。 「なんだ…?もうわかんない。」 「そもそも、本当に魚?」 シゲ子は首を縦に振ります。 「もうさ、イワシでいいじゃん。」 これ、誰が言ったのか忘れました。笑 が、この言葉にシゲ子が大興奮!!!みんなで座っていたのですが、突然スクッと立ち上がり、ぴょこぴょことジャンプしたのです。笑笑 「え、イワシ?まさかの、『し』最後?」 うそーーーん、となりながらもシゲ子が喜んでるからまぁ、いっか。と納得したのでした。
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