人物設定(その①)

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・上守比和子(かみもり ひわこ)  本編の主人公で物語は彼女の視点で進んでゆく。  身長158cm・体重47kgの平均的な背格好。  腰の辺りまである黒髪は、基本的にいつも纏めて丸めて頭の上。  ほつれてアホ毛が偶に出現。  親友の小町には見劣りするものの、それなりには可愛らしい。  愛嬌のある感じ。  少し釣目でパッチリ。  正武家に引っ越しをしてからは、石段を使用しているために足が逞しくなってきているような 気がしているのが悩み。  家族構成は父・光一朗、母・照子(本編では名前は出ていない)、十三歳下の弟・ヒカル。  彼らは通山市に住んでいる。  中学一年生の夏休みに祖父の住む鈴白村を訪れた。  実際は五歳の時にも訪れていたが、諸事情により記憶が『失われている』。  頭脳・身体能力は上の中で、どちらかというと文系(比和子談)  性格は猪突猛進型。  取り合えず動いてやらかすタイプ。  玉彦からは『暴走するな』と常日頃から言われている。  計算高く腹黒部分はあるものの、鈴白村ののんびりとした雰囲気に流されて表立っては 出てこない。  座右の銘は『後悔は後からするもの』  中学一年生の夏休み終了から『玉彦に相応しくなる』為に、色々と頑張っていた。  当初本人は大学卒業した後に彼と再会するつもりだったが、御倉神に導かれ高校二年生の夏休みに 再会を果たしている。  それからは通山市には帰らずに、鈴白村の正武家のお屋敷にて生活することになった。  嫁いでからはお屋敷内にて三食昼寝付きの生活になったが、本人的には不平不満を抱えている。  恋愛的な物事に関してはそれなりに経験しているが、実際自分が好きだと認識した人物は幼馴染の守と 玉彦だけである。  ちなみに『高田くん』という中高一緒の同級生がおり、彼とは生徒会で一緒になったり、席が隣同士であったりと 縁がある(本編には出てこないが、特典作品の中で玉彦が『気になる』と触れている)  後に夫となる玉彦の最初の印象は『おかっぱ頭の美少年』。  夏休み中盤でようやく自身の恋心に気が付く。  互いの想いを確認し合い再会を約束し、高校二年の時までは手紙のやり取りをしていた。  何度かメールや電話を試みたものの、玉彦側の問題により通信手段は壊滅なのでアナログな手段になった。  高校二年の夏休みに玉彦との『惚稀人願可の儀』を経て、彼と共に生きることを決意するが、 度々巻き起こる騒動に心が折れそうになったりする。  玉彦との出逢い以降は他の男性には目もくれずに一途に想い続けている。
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