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激しい口付けをしながら、本能のままに彼女を貫けば、待ち望んでいた快感が全身を駆け巡る。
細く括れた腰を掴み、律動が始まれば最後…。
甘く淫らな声と息遣いだけが、薔薇園に充満する。
「あっ……あっ…歴…。」
「はぁ……暦…。」
お互いの汗が混ざり、唾液が絡み、肌が重なり、強烈な快楽となって僕達を緩やかに愛の海へと溺れさせる。
嗚呼、漸く彼女に触れられた。
愛しい愛しい暦。
僕だけの、可愛い暦。
「あっ……あっ…歴っ…。」
「ふふっ、暦は永遠に僕の物だ。」
時の隔たりで溢れそうになっていた欲望を打ち付け、吐き出し、幾度となく、僕と暦は身体を重ねた。
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