百物語

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53、ホップ、ステップ、ジャンプしてもうしばらくスキップした。 52、どこからともなく猫がやって来た。 51、猫はしばらくついて来た。 50、猫が「にゃあ」と鳴いた。 49、もう一匹猫がやって来た。お母さんかな。 48、二匹の猫が去っていった。二匹とも一瞬、寂しげな眼差しを見せてくれた。 47、まだまだ日は暮れないようだ。 46、通りにトラックを止めて野菜や果物を売っているオジサンがいた。 45、傷物だからといってリンゴを一つ恵んでくれた。 44、かぶりついたリンゴは十分に熟していて、うん、おいしかった。 43、外国人に英語で道を尋ねられた。 42、なんとか答えてあげることができた。みたいだ。 41、外国人の人がハグしてくれた。 40、あれ、生活指導の先生か?気づかれなくて済んだみたいだ。 39、あ、スマホ。ケツポケットに入ってた。 38、着信は1件もなかった。 37、随分前にガラスは割れたんだけど、まだまだ使えてるんだよね。 36、あれ、友達リクエストきてる? 35、あれ、アイツから? 34、あ、公園に着いた。 33、子供の頃にお気に入りだったブランコ空いてた。 32、いまでも乗れるんだなあ。 31、子供のときよりも大ぶりで乗れるんだ。 30、空が近く感じれるんだよなぁ。     
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