ごめん、大好きだ。

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 傍にいたい。  そう思えば思うほど、貴方は離れていく。  そんな脆い関係ならいらない。  なんて強がってもまだ好きなんだ。  貴方は僕を見つけてくれたから。  貴方が僕を見つけてくれたから。  「何だ笑えるじゃん。いつも笑わないから何に怒ってんのかと思った。」    その笑顔、二度と忘れない。  太陽だって、淡いと思ったほどの笑顔。  あの瞬間貴方が僕の世界の全てになった。  男同士の愛なんて存在しない。  存在しちゃいけないんだ。  好きでいちゃだめなんだ。  でも、好きなんだ。  ごめん、大好きだ。
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