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外に出ると、同じような小屋が立ち並んでいた。
不思議そうな顔をして小屋から出てきたデブにボブは話しかけてみた。
メガネをかけたアジア系デブだった。
ここがどこか尋ねたが、そのメガネデブも知らないと答えた。
どうやら状況は同じであるようだった。
あたりを見回すと、数人が不思議そうな顔をして情報交換をしているようだった。
「いったい、何が起こっているんだ」
ボブはそう言いつつも、喉が渇いたのでコーラが飲みたいと考えていた。
「みんな、事情はわからないが、とりあえずあの大きな食堂に集まろう!」
大きなバリトンボイスが聞こえたのでそちらを見ると、やや年配のリーダーシップのありそうなデブがみんなを誘導していた。
それぞれがいた小屋とは別に、大きな体育館のようなホールがあるようだ。
ボブは、そこに行けば何か食べ物か飲み物があるかもしれないと思い、声に従うことにした。
腹も空いてきていた。
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