序章

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ーアイラアクア 第一話ー      とある部屋のカフェにて 亜鈴)この珈琲、美味しいね。 青葉)確かに。そう言えば聞いた亜鈴。陸軍大佐の彼、かなりイケメンって話。 亜鈴)青葉、イケメンに弱いのね。(呆) 青葉)すれ違った時に思わず一目惚れしたのよ。亜鈴には恋は関係ないかぁ。 亜鈴)これが終わったら会議ね。其れまでのんびりしていきましょう。  扉があく 聖祥に気がつき目をそらす亜鈴であった。 青葉)噂をすれば奇遇ですね。 聖祥)・・・・。そうですね。亜鈴、久しぶりだなぁ? 亜鈴)・・・・。 青葉)失礼だよ。 聖祥)亜鈴、目をそらしてないで話を聞いてくれないのかぁ?  亜鈴は、無視して部屋を出ようとするのだった。 聖祥)亜鈴、待て。ぎゅう ??)聖祥さん、やめましょう。次会議がありますから。 聖祥)しかしだなぁ。山谷、亜鈴は俺の大切な人でだなぁ。 山谷)聖祥さん、結婚して婚約者もいるのに罪の多い人だぁ。 亜鈴)聞いて呆れた。お前には興味はないし好きでもない。 青葉)其れを聞いてショックなんだけど。 っと言いながら上手くかわす亜鈴は部屋を後にしたのであった。 山谷)聖祥さん、行ってしまいましたよ。いいんですかぁ? 聖祥)仕方がない。其れより山谷会議室の隣は確か亜鈴だなぁ。 山谷)そうですが、今さっきの言われようだと気まずいのではないでしょうかぁ? 聖祥)気まずくはないが、亜鈴はそのことに気が付いていないということだなぁ。 山谷)そうなりますね、青葉さん。 青葉)伝えてないけど、あの演技下手でしたかぁ? 聖祥)いいや、いい演技だった。亜鈴も気が付くといいんだが・・・。 山谷)聖祥さん、一つ聞きたいことがあります。海軍大佐で陸軍大佐の彼方様なら彼女に言えたのではないかと何故言わなかったんでっすかぁ? 聖祥)それは、彼女の家柄がもともと海軍大将のサラブレットだから俺は言わなかったが本当なら助けてあげたくて入部してここまで来た。争いを止めるものも発明できた。 青葉)ならなぜ彼女に言わずに黙っていても傷ついてしまうのでは?何かのサプライズを準備してよろこばっしてあげないとね。 山谷)流石、青葉さん。亜鈴さんもきっと喜んでくれますよ。 聖祥)そうと決まれば、さっそく準備していくかぁ。亜鈴の好きなものを持ってこないとなぁ。聞き出しは青葉、頼んだ。 青葉)任せてください。ちゃんと聞いてきます。
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