序章

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亜鈴)優雅に珈琲を飲むのね。 聖祥)その方が落ち着くからなぁ。特に亜鈴がいる時なぁ。 亜鈴)/////。そう、私はそういう系ではないけどね。あなたには興味がないだけ。 聖祥)いいや、俺には亜鈴、恋愛に興味がないというより俺に気があるはず。何せ性格が似ていて感性も近いからなぁ。あと、メール内容で何かあったら聞きたいいいや、あった話を聞きたいとなぁ。亜鈴に興味があるから言えることだぁ。 亜鈴)っ・・・・・。 聖祥)亜鈴が否定しないということはあたりだなぁ。感性が似ているとよくわかるから気になることが多いし頼ってほしいからなぁ。 亜鈴)其れはお断りって私のコーヒーカップで飲むなんて最低。 聖祥)亜鈴、ますます嫌いになったかぁ?むしろ逆に喜んでいるとかありそうだなぁ。 亜鈴)お前と話をしていたらきりがない。じゃあ、私はこれで。  亜鈴は部屋を出たのだった。 コンコン入ります。 山谷)あと少しで聞けたのではないですかぁ? 聖祥)いいや、まだだ。亜鈴は、まだ秘密を隠しているからなぁ。あとは明日の青葉に任せるから今日はこの辺にしてやらないとなぁ。 山谷)聖祥さんは優しすぎますからね。周りに優しくし過ぎてヤキモチを妬いたとか。 聖祥)其れはないなぁ。亜鈴も優しいからな。滅多に怒らないし俺を攻めたりしないから逆に心配しているところだぁ。もう少し見てやらないとなぁ。 山谷)大変そうで。亜鈴さんはツンデレさんですかぁ? 聖祥)ツンデレではなくクールすぎて静かだ。逆にツンデレは俺の方かもなぁ。亜鈴から見たらそう見えてるかもなって思ってメールで第一印象を聞いたら全て当ててたから吃驚していた。まさに運命ってやつだなぁ。 山谷)其れだけ見ているということですね。羨ましい限り。持ちつ持たれず関係ですね。 聖祥)そうなるなぁ。亜鈴も大変だが俺も支えてやれたらなって思っていた。其れだけ大切にしているのかもしれないなぁ。  夜になると携帯電話で電話中 聖祥)済まないが、子供たちのことをよろしく頼む。 慧魅)分かったわ。聖祥さん。 聖祥)無理はしないようになぁ。おやすみ。 彗魅)おやすみなさい。  電話を切るのだった。翌朝
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