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そうしているうちに幾日かが経った。
突然、暗闇に光が射した。そろそろ産まれる時期だとは思っていたので、躊躇することなく、光を目指して泳いだ。
?「ПРχψЗεΥΛ◯¶ΙΘ!」
?「ΕΖΠΡΗΣΘεδβμννπζηΦ!」
色々な声が聞こえるが、正直、息が出来ないため、それどころではない。
「あ゛ぎゃぁ!!」
やっと息が出来るようになったが言葉がわからないというのは、本当に不便だ。
側には白髪の女の人(母親だと思う)が少し疲れた顔で笑っている。他に、母親によく似た少女(姉)、黒髪の男の人(父)がいた。
もう少し色々見ようと思ったが、瞼を閉じてしまった。
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