100枚の封筒を数えますよ！

アルバイトを始めました

わたしのアルバイト先は、封筒や書類等を印刷している工場。

わたし達の仕事は封筒や書類を一枚、二枚と数える至って簡単でシンプルな仕事であり、これを、百枚ごとに分けるのがメインの仕事なのだ。

簡単だけど、早く数えるのには少しだけコツはあるんだけどね。

「栗林さ～んに白田さ～ん、今日も百枚ごとに分けてくださいね」

とパートのおばちゃん、橋本(はしもと)さんがわたし達の目の前に封筒の束が入っているダンボールを、でーんと置いた。

「はい、了解しました」とわたし。

「エッサイサー」と白あんパン。