アルバイトを始めました

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な、な、な、なんとそこに立っているのは……。 憧れのクラスメート丸中(まるなか)君ではありませんかー わたしはびっくりして声を上げそうになった。 丸中君もわたしの顔を見てびっくりしているみたいだ。 と、その時、 「百子ちゃん、あれって、あの方って百子ちゃんのアイドルでたしか、えっと」 なんて白あんパンは大きな声で余計な事を言うではないか。 「ち、ちょっと、白あんぱん声が大きいよ!」 わたしは、白あんパンの口を掌で押さえた。白あんパンはフガフガと言っている。
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