三 破壊と創造
全4/4エピソード・連載中
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三 破壊と創造

シゲたち五人は、朝のファミリーレストランに居た。 シゲの話術は皆が一目置く程のモノだった。 アヤカとチアキも完全に打ち解け、楽しそうにシゲたちの話に乗っていた。 「おいシゲ…」 タツヤはシゲの袖を引っ張りながら小声を発した。 「何だよ…」 「俺そろそろ仕事行かなきゃいけねえんだけど…」 「休んじまえよ、そんなモン」 シゲはそう言いながら大きなフェイスの腕時計を見た。 「ホントだな…。もうこんな時間か…」 「いや、駅、そこだから一人で行くわ。お前らはよろしくやっとけよ…」 そう言うとタツヤは嫌らしく笑った。 「今日は無理だろう。連絡先聞いとくから、今晩以降だな…」 シゲもニヤリと微笑む。
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