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外から見た感じではそうでもなかったが、道に入ってみると意外にも長かった。
最初はコンクリートの外壁が横を囲っていたが、進むにつれて小道を囲む家屋は古くなり、小道の終わりの方の外壁は古びた木造であった。
小道は突如終わりを見せ、目の前には古びた公園が広がっていた。
錆びたブランコと古びた滑り台、ところどころ朽ちた木製のベンチ。
そして何よりも目を惹くものがそこにはあった。
「舎碌古書店」
という木造の看板とともに一軒のお店のようなものが建っていた。
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