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まず初めに向かった、部屋の左端の棚には『古典ミステリー』という看板がかかっていて、実際にもその系統の本達が並んでいた。
アガサクリスティーやコナンドイル、エドガーアランポーなどの有名な海外ミステリ作家、そして江戸川乱歩などといった国内のミステリ作家の作品も一挙ズラリと顔を並べていた。
いくつか手に取り、パラパラと開いてみたがどれも新版の本ではなく非常に古そうな感じがする。
だがそれに反して保存状態は良好で、とても丁寧に扱われているのが感じられる。
俺は本棚をグルっと回り込み移動した。
その横にあったのはSFコーナーだ。
海外作家ならばジュールヴェルヌ。日本の作家ならば筒井康隆などを始めとした有名作家の作品達がここにもギッシリと詰まっていた。
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