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すべては数字の１００からだった。
「やっぱり１００がないよ！」
「数字の１００がない！」
「１０１は存在するのか？」
「それが１０１も１０２も見つかりません。１０３は存在しますが、１０４以降は２０９まで行かないと見つかりません」
「２０９………。１００が見つからないなら、９９はどうなってる？」
「９９はちゃんと存在します」
「９９は…………あ！」
「どうした？９９が１００にすり変わっています！！！」
「どういう事だ？」
「どうやらなくなっていたのは１００ではなく、９９！９９の方だったみたいです！」
「１００が９９なら９８は？」
「９８は９８のままです！」
「なくなっていたのは１００ではなく、９９？」
「なぜなくなったと思った１００が存在し、存在していると思った９９がなくなっているのか？」
「問題は１００ではなく、その一つ前に存在していたという事ですね………」
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